債務整理すれば、借金の取り立てから解放される。
借金の返済期限が近づいているのに返すあてがないとか、厳しい取り立てに苦しんでいるという場合は、債務整理を行うことをお勧めします。債務整理とは、ひと言でいうと、借金で苦しむ人の救済措置のことを意味します。借金をすべて見直し、現実味のある返済計画を練ることを趣旨としています。方法としては、「任意整理」「民事再生」「自己破産」があります。
まず、一番最初に検討されるのが「任意整理」で、これは借りたお金と返済額を見直し、債務者と示談で利息分は免除してもらうなどの方法です。この際に、場合によっては利息を払い過ぎていると発覚することがあり、これを過払い金といい返還請求を求めることができます。つまり、自分が支払うのではなく、支払ってもらう事もありうるのです。「民事再生」は、任意整理をしても払いきれない借金の場合に用いられる方法です。
最大10分の1まで減額してもらえることがあります。さらに、資産は手放さず、ブラックリストに名前が載る事もありません。「自己破産」は文字通り、破産宣告をする方法です。到底借金返済は不可能だと判断された場合、資産を没収し返済に充てたのち、残りの借金は免除されることになります。
しかし、ギャンブルなどで作った借金の場合は自己破産はできず、また一定期間借金ができなくなります。債務整理をする最大の利点は、債権者の取り立てがなくなることです。弁護士や司法書士が間に入り代理人となりますので、ストレスから解放されることになります。
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